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カバーランドに聞いてみた!車のボディカバーの洗い方 徹底解説!正しい方法で長持ちさせるコツ

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車は洗車するのにボディカバーは洗わなくて良いの?カバーの内側も汚れているのでは?筆者もカバーを掛けても雨が降ると車が汚れることに気づき悩んでいました。カバーライト社の正規代理店であるカバーランド様にBMWZoneが直接聞いてみました!
この記事では「カバーライト」などの車カバーを使う際に注意すべきポイントを詳しく解説します。特に裏起毛のカバーは汚れや傷を防ぐために正しい手入れが必要です。また、洗濯機やコインランドリーでの洗い方は避けるべき理由など、愛車を美観を長期間守るために、正しい洗浄方法とメンテナンスのコツを知っておきましょう。

この記事のポイント
・車のボディカバーの正しい洗い方と注意点
・コインランドリーや洗濯機での洗濯が推奨されない理由
・裏起毛のカバーで傷を防ぐための手入れ方法
・車カバーと毛布を使用する際のリスクと対策

車のボディカバーの上手な洗い方

・カバーライトの洗い方のポイント:内側の掃除
・カバーライトの洗い方のポイント:外側の掃除
・ボディカバーの洗い方でやってはいけないこと
・ボディカバーはコンランドリーの洗濯機で洗濯可能か

カバーライトの洗い方のポイント:内側の掃除

カバーライトの洗い方にいくつかのポイントをうかがいました。ボディカバーを洗う際は以下に注意する必要があります。

車カバーを車から外した状態で行うのがベスト

ボディカバーを車にかけたままカバーの掃除をすると、作業中に擦れて傷をつけてしまう可能性が少なからずあります。

物干し台を複数並べる等して掃除をするのがベストですが、難しければ車に被せたまま以下の方法で行ってみて下さい。

車カバーを被せたまま、フロントをめくってリアに被せる

フロントをめくり、裏面を露出します。

目に見えるゴミなどはコロコロを使う

裏起毛なので枯葉やゴミがくっついているかもしれません。

ボディカバー裏側の砂汚れを掃除したい場合

車の内装を掃除する様なハンディクリーナーを使って(できれば弱で)粉塵を吸ります。

私はダイソンのコンビネーションツールという先がブラシでできているアタッチメントを付けて掃除しました。アタッチメントをつけないと吸う力が強すぎてしまい、このアタッチメントを使用すると程よい弱さになってくれます。またブラシで粉塵の掻き出し効果も期待できます。

更に後ろにカバーをめくり、前側を掃除していきます。

フロント側の掃除が終わったら、リア側をめくってフロントに被せる

今度はリア側をめくり、裏面を露出します。
同じ様にリア側も掃除していきましょう。

泥など頑固な汚れを洗いたい場合

カーシャンプーを泡立てて泡をスポンジですくい取り、「優しく」擦り洗いしましょう。
シャワーを使って(強さは園芸に水やりをするくらいの弱いシャワー程度)泡を洗い流します。

最後に、カバーを乾燥させる際は自然乾燥を推奨します。

カバーライトの洗い方のポイント:外側の掃除

表は常に汚れている状態ですので、目に見えない粉塵などは気にしないと思いますが、
鳥フンなど頑固な汚れをなんとかしたい場合は以下の方法で洗いましょう。

外側の汚れを洗う場合

カーシャンプーを泡立てて泡をスポンジですくって優しくこすり落として下さい。
シャワーを使って裏面と同じ様に泡を洗い流します。
濡れたまま放置でも問題なく乾きます(雨が降ったと思えば同じこと)が、早く乾かしたい場合は不要なタオル等でトントン叩いて水分を叩き出して下さい。

ボディカバー裏側の掃除機で取れない泥汚れ、タイヤワックス跡などを掃除したい場合

カーシャンプーを使ってスポンジで「優しく」擦り落として下さい。
同じく弱い水圧のシャワーで泡を洗い流します。
早く乾かしたい場合は要らないタオルでトントン叩いて水分を叩き出して下さい。

ただし、タイヤワックス跡などは、掃除してもまたついてしまいますので、どうせなら汚れたままで使用するのも手です。

ボディカバーの洗い方でやってはいけないこと

ボディカバーを洗う際には、いくつか避けるべき行為があります。
以下2点は「絶対にやらないでください」とカバーランド担当者様に強く念押しされました。

コインランドリーの乾燥機を使うことは控える

まず、コインランドリーの洗濯機や乾燥機を使うことは控えるべきです。乾燥機の熱は、カバーの素材や撥水効果に悪影響を与える可能性が高く、生地の劣化を早めてしまいます。

高圧洗浄機の使用もおすすめしません

また、高圧洗浄機の使用もおすすめしません。水流が強すぎるとカバーの表面を傷つけてしまい、内部の保護層も損傷してしまう可能性があります。カバーライトの様な裏起毛のあるタイプのカバーでは繊維を傷つけることになり、結果的にボディへの傷やほこりの原因になります。

ボディカバーはコンランドリーの洗濯機で洗濯可能か

コインランドリーの洗濯機で洗うことは、基本的には推奨されていません。理由は、コインランドリーの洗濯機は回転力や水流が強いため、ボディカバーの繊細な素材や撥水加工が損なわれる恐れがあるからです。

特にカバーライトは5層になっており、内部の層もダメージが加わる可能性が。裏起毛や防水機能のあるカバーは、洗濯機の強い水流によって繊維が傷つき、保護効果が低下してしまう可能性がありますので注意しましょう。

これらの注意点を押さえることで、ボディカバーを長く快適に使用することができます。

車のボディカバーの洗い方:メンテナンスと注意点

・車カバーの裏起毛は傷を防ぐ
・ボディカバーと車の間に毛布を挟んで使っても良いか
・洗濯後の撥水スプレーを使用しても良いか
・ボディカバーの劣化サインと交換時期

車カバーの裏起毛は傷を防ぐ

裏起毛の車カバーは、車の塗装を守るために優れた選択肢ですが、正しい使い方をしないと、かえって傷をつけてしまうことがあります。裏起毛のカバーで傷を防ぐためには、まずカバーを清潔に保つことが重要です。カバーの裏面に砂や小石が付着していると、車体に擦れた際に傷をつけてしまう可能性があるため、定期的にカバーを点検し、汚れや異物を取り除くことを心がけましょう。

カバーライトを使用していて傷が付いたことはありません。
これは私が以下の点に注意しているからです。

カバーを装着していて風が強い日は特に注意が必要です。風でバタつくと擦れて塗装に細かい傷がつくことがあります。

カバーライトは結構重みがあります。ですので風速1〜4mくらいの風ではそれほどバタつきません。

以前はレインXのボディーカバーを使用していたのですが薄くて軽く、カバーをかける時には楽なのですが3mくらいの風でバタつきが出ます。

逆にいうとバタつきがある時にはやはり傷つくのが気になりますので、風速5mを超える日は敢えてカバーを外しています。

花粉が飛び交う季節なんかは特に風も強いですのでカバーは外した方が良いですね。
この時期カバーは屋内にしまってあります。
車を汚れから守るカバーですので本末転倒かもしれませんが、敢えての外しです。花粉は洗えば落ちますが傷は洗っても落ちないからです。

これが私が注意している点で気に入っている点でもあります。
更にいうと固定バンドも使用していません。

バタつく時には敢えてカバーを外してみて下さい。裏起毛のボディカバーを安全に使用でき、車の塗装をしっかり保護できます。

ボディカバーと車の間に毛布を挟んで使っても良いか

車カバーと車体の間に毛布を挟むことを検討する方もいますが、これは慎重に判断する必要があります。一般的には、車カバーの下に毛布を使うことは推奨されません。理由は、毛布が湿気を吸収しやすいため、湿気がこもってしまい、車体にカビや錆が発生するリスクがあるからです。

毛布は車の塗装に対して適切な素材で作られているわけではなく、長時間車体に触れていると、化学繊維や染料が含まれている毛布は、塗装面に悪影響を及ぼす可能性があるのです。

ただし、雹が降ることが予報されていて、愛車をしっかり守りたい!といったスポットでの使用はありかもしれませんね!

あくまで長期間触れていることは避けておきたいということですね。

洗濯後の撥水スプレーを使用しても良いか

ボディカバーを洗濯した後、撥水スプレーを使用して撥水効果を復活させたいと考える方も多いですが、基本的には慎重な対応が必要です。

防水スプレーを過剰に使用すると、カバーの通気性が失われ、内部に湿気がこもることがあります。また防水スプレーの成分自体がボディの塗装に悪影響を与えてしまう可能性があります。

メーカーによっては、防水スプレーの使用を推奨していない場合も多く、その場合はスプレーを使用せず、どうしても気になる場合はカバーの寿命が来たと考えて交換することをお勧めします。

ボディカバーの劣化サインと交換時期

ボディカバーの劣化サインは、外見だけでなく内部の状態にも現れます。

表面に大きな傷や破れが見られる場合はもちろんですが、特に、ボディに粉状の物質が付着し始めたら、カバー内部の保護層が劣化している可能性が高いです。

5層構造になっていて、グレーの3層目(気孔があるフィルム)が紫外線防止フィルムになっています。
これが紫外線や熱のダメージにより、風化が始まります。ボディに粉が着き始めます。

イメージとしては劣化したコンビニ袋。触っただけでボロボロになり粉っぽくなりますよね。
担当者様のすごく分かりやすい説明でした。
3層目が犠牲になって紫外線ダメージから守ってくれているとのことでした。

カバーライトさんでは寿命は明言されていませんでしたが、それは車の駐車環境により大きく左右されるからです。
日中帯でカーポート等日陰の多い場所と、一日中日の当たる場所では紫外線の受ける量が全く違います。そうすると経年劣化してくる時期も大分変わってきます。

一般的には、ボディカバーの寿命は2〜3年とされていますが、使用環境や日光、雨風の影響を受けやすい場所では、さらに早く劣化することがあります。ボディを保護するための役割を十分に果たしていないと感じたら、早めに新しいカバーに交換することを検討してみて下さい。

カバーランドに聞いてみた!車のボディカバーの洗い方 徹底解説!正しい方法で長持ちさせるコツ 総括

  • 車カバーは外して洗うのがベスト
  • カバーをかけたまま洗う場合は、擦れに注意する
  • 内側の汚れはコロコロでゴミを取る
  • ハンディクリーナーで砂や粉塵を弱吸引する
  • 泥汚れやタイヤワックス跡はカーシャンプーで優しく落とす
  • 水で洗い流す際は弱いシャワーを使う
  • カバーを乾かす際は自然乾燥が推奨される
  • 表面の頑固な汚れはカーシャンプーで洗う
  • コインランドリーの乾燥機や洗濯機の使用は避ける
  • 高圧洗浄機の使用はカバーを傷つけるため避ける
  • 裏起毛カバーは風の日にバタつくと傷の原因になる
  • カバーの下に毛布を挟むことは湿気の問題があり推奨されない
  • 防水スプレーは通気性を損なう恐れがあるため慎重に使用する
  • カバーに粉が付着し始めたら劣化のサインである
  • カバーの寿命は車の駐車環境により差があるが2〜3年が目安
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